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地上軍司令部 (国家人民軍) : ウィキペディア日本語版 | 地上軍司令部 (国家人民軍)[ちじょうぐんしれいぶ]
地上軍司令部()とは、ドイツ民主共和国(東ドイツ)における国家人民軍地上軍(陸軍)の総司令部(Führungskommando)および参謀本部(Führungsstab)である。 == 歴史 == 1972年12月1日、国家人民軍地上軍の参謀本部及び総司令部として、ナチス・ドイツ時代の旧庁舎に設置された。この建物は本来、1936年にがの一部として設計したものだった。初代地上軍司令官には第5軍管区長だったホルスト・シュテッヒバルト中将が任命された。その後、1989年12月31日までのおよそ17年間という長い期間、シュテッヒバルト将軍は地上軍司令官の座にあり続けた。 地上軍司令部には多数の部局及び部隊が属していたが、政府によって有事が宣言された場合、地上軍司令部の要員は参謀本部の判断に基づき動員師団と共に各軍管区に分散して配置されるものと定められていた。 1990年、ドイツ民主共和国の崩壊に伴う国家人民軍の解体の中で、地上軍司令部も解散させられた。ドイツ再統一後は連邦陸軍の将軍を司令官とするが設置され、国家人民軍地上軍の解体を担当した。その後、1995年までにいくつかの段階を経て第4軍団となり、旧第3軍管区は第13装甲擲弾兵師団に、旧第5軍管区は第14装甲擲弾兵師団に再編された。2001年7月1日、第4軍団の解散が決定し、2002年3月31日に解散した。現在、旧地上軍司令部庁舎には連邦軍出動指揮司令部が置かれている。
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